アテネ裏話
2007年05月30日 チャンピオンズリーグの中継で行ったアテネ(ギリシャ)での裏話を少々。
まず街中にある公衆電話。日本はもちろん欧州各地でも、もう”過去のもの”として使う人は殆どいないでしょ。それが、アテネでは結構混雑してたんだよね。ロンドンでは、故郷の家族や友人と会話するため、割安通話料を宣伝文句に客を集めるフォンショップがあるけど、写真のような「立ち喋り型」は殆ど見なくなったよね。それが人気だから不思議・・・。僕の携帯電話のローミングは、イタリアの会社に変換されていたんで、外国資本が流入してきたんだね。またホテルでパソコンを使用しようとフロントに依頼したところ、「1時間で5ユーロ(約750円)です(高いっ!)」と。通信環境は、成長過程でしたな。
2日間の滞在で、解説の川勝良一さんと二人で街中を散策する時間が多かったので、ランチもご一緒した。肉あり魚なり、結構美味しい食事にありつけた。多少薄味だったけど、僕はそっちの方が好き。地中海に面した港町らしく海の素材が沢山あったね。お洒落なカフェも点在、ついついビールを頼んでしまったのでした(笑)。パルテノン神殿近くのオープンカフェでランチしてた時、でっかい車(ハマー)が店の前を通過。車内を覘くと、元ブラジル代表のリバウドが運転してるではないか!その後、その車はアーケードの両サイドから、多くの声援を受けながら通っていったのでした。
そして、試合当日。昼間は生憎の雨模様でしたが、シンタグマ広場はリバプールファンでほぼ占拠状態。クラブに割り当てられたチケット17000枚に対し、入国したレッズは45000人。彼らの異常とも言える”リバプール愛”には、ホント頭が下がる思いです。決して裕福ではなく、何ヶ月もの給与を蓄えてのアテネ入り。年配の家族連れやちょっとセレブっぽいミラニスタに比べると、ファン層の違いがはっきり把握できました。お洒落に楽しもうとするミラニスタと、人生を掛けて戦う勢いのレッズ。この違いは顕著だったかな・・・。
最後に・・・。
帰国後、色んな方から中継の映像と音声に不具合があったことを聞かされた。スタッフは一生懸命やってくれたと思うけど、残念であり申し訳ない気持ちで一杯です。バタバタしてて実況に集中できなかったのも事実なんだけど、それ以上に楽しみにしててくれた視聴者の皆さんに申し訳ない気持ちで・・・。サッカーと一緒で最後は結果なんで、今回のトラブルを教訓にパーフェクトな放送を実現したいと思う。来年は・・・たしかモスクワだったよね(笑)。