サポーターとファンのみんなへ
2007年12月30日 天皇杯の決勝まで来ました。
いろいろな方から元日に国立へ連れて行ってくれって言われて、その期待に応えられて良かったと思う。ただ、優勝と準優勝の差はものすごいものがあると思うので、国立のピッチに立つことだけに満足せず、やはり優勝してこそ、ここまで来た意味がある。
タイトルを獲得して2008年の最高のスタートを切りたい。
天皇杯の決勝を前に2007年の全日程が終了したので、まずはサポーターとファンのみなさんに今年1年熱い応援をしてもらった感謝の気持ちをここで表したい。本当に1年間、スタジアムで一緒に戦ってくれてありがとうございました。
僕もいつブログを更新しようかと、ずっと迷っていた。実際みなさんの声をブログで聞いて、すごい勘違いさせてしまったという思いが強かったので、ここで僕の気持ちを改めて書きたい。
まず、入れ替え戦では、第1戦が終わって更新したブログでは、チームメイトを批判したようなニュアンスで捉えた人もいたと思うけど、それは全く違います。僕自身はあの試合で相手の監督から名指しされて(本当はそういうわけじゃなかったらしいですけど…)、今まで、個人的に言われたことはなく、本当に悔しく、必ずプレーで見返してやろうという気持ちで、あの試合は臨んだんですが、結局、前半終了後に交代することになり、自分自身に対して不甲斐ない思いでいっぱいだった。
それで試合後に、自分自身も多少感情的になり、あのようなブログを書いてしまった。今思えば、あの時期にああいうコメントを書く必要があったのかと言われたら違ったかもしれないけれど、本当に言いたいのは、チームメイトを棚に上げて自分を正当化しようと思ったわけでない。
僕自身は、あのとき敗れた要因は自分自身だと思われていると思っていた。それが、その後、サポーターやファンの人たちと話して違うということが分かった。だからこそ、今振り返ると、応援してくれたサポーターやファンの人たちに対しても、あの時期に心配させてしまったり、誤解させてしまったのは申し訳なかったと思う。
僕は広島で生まれ、広島で育ち、そして今、サンフレッチェ広島という地元のクラブでプレーさせてもらっているからこそ、誰よりも広島への愛着は強い。サポーターの方に試合前の応援で、特別に僕の応援歌を歌ってくれていることを誇りに思っている。みなさんも分かってくれていると思うけど、僕は口べたですし、なかなか気持ちを外に出すようには見えないかもしれないけど、実は誰よりも強い気持ちを持って戦っているし、実は誰よりも広島への思いは強いと自負している。
それを分かってもらいたい。
契約のときも、誤解させるようなコメントに聞こえたと思うんだけど、広島を思うからこそ時間を掛けて話し合ったし、1年でJ1に復帰でき、さらにJ1の上位で戦えるチームにしたいために、自分が納得できる環境を整えてもらうよう話し合った。
広島でプレーすることは大前提で。
2007年はチームが途中から負けだして、選手たちも苦しかったけれど、サポーターやファンの皆さんにも苦しい思いをさせてしまった。それでもサポーターの人たちは最後まで一緒に戦ってくれて、すごい感謝したし、だからこそ最後はJ1残留したかったんだけど、結果的に降格してしまい、期待にこらえられず申し訳ない気持ちでいっぱいです。
いまでもあの日流した悔し涙のことは忘れられません。
僕自身これからの自分に誓っていることがある。それはサポーターの信頼を取り戻すこと。それだけを考えて天皇杯も戦っている。例え天皇杯でタイトルを獲ったとしても、J2へ降格という悔しい思いをさせてしまったみんなへの信頼は取り戻せないとは分かっている。
これから、少しずつそれを取り戻したい。そのために勝ち続けないといけない。
まずは元日、天皇杯を取って、みんなと喜びを分かち合い。そこから新たな1年をスタートさせたい。