いよいよ
2011年09月30日ホークスの優勝マジックが1になりました。
明日、ライオンズとホークスの大一番を担当します。
優勝が決まれば、決定ゲームを担当するのは初めてです。
優勝を目の当たりにするのは1991年のカープ優勝以来です。
どんな展開になるのか、今から楽しみです。
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ホークスの優勝マジックが1になりました。
明日、ライオンズとホークスの大一番を担当します。
優勝が決まれば、決定ゲームを担当するのは初めてです。
優勝を目の当たりにするのは1991年のカープ優勝以来です。
どんな展開になるのか、今から楽しみです。
これほどあからさまな行動を見たのは初めてでした。
今シーズン節電のために設定された特別ルール、「3時間30分を過ぎて新たな延長回に入らない。」。
今日の広島対中日。
延長10回裏、2アウトから中日落合監督はマウンドに行き、一旦ベンチに戻ると続いて守備を代えました。一連の対処を終えたときには3時間30分を過ぎていました。
ベンチに座るときに腕組みをしながらさりげなく腕時計に目を落としたことから時間制限を利用した引き分け狙いは明らかでした。
ルールを熟知し、その中で臨機応変に試合を進めていく落合監督らしい一手でした。
その後岩瀬投手がピンチを迎えたのは、その時間稼ぎでリズムを崩したのかもしれません。
実況しながら「策士策に溺れる」という言葉を頭のなかに用意しました。
今年はこのルールだから間違っていませんが、来シーズンは時間制限に怯えない野球に戻っていてほしいものです。
広島対中日戦は残塁の山でした。
そんな中で勝敗を分けたのは目標の大きさと経験値の差だったのかもしれません。
逆転優勝に望みを繋ぎたい中日とクライマックスにしがみつきたい広島。
プレッシャーからか中日先発の山井投手は立ち上がりから制球に苦しんでいました。
でも、負けない戦いを知っている中日と経験値の少ない広島の差が最終的に出た感じです。
これはいかんともし難いのですが、この敗戦の経験を活かす戦いを見てみたいとおもいます。
試合前のベンチ。
連勝中のチームと連敗中のチームではやはり雰囲気が180度違います。
正直思いベンチで取材というのはしづらいもの。
こんなときに明るくカラ元気を出せる存在が欲しいものです。
きょう、ベンチリポートをしていても、連敗中のベンチの裏にいても声はなかなか聞こえてきません。
ふと、日常生活でも、うまくいかないときこそ、カラ元気を出してでも踏みとどまる大切さを感じました。
ドラゴンズとスワローズの4連戦の4戦目。
3連勝のドラゴンズが一気に行くのか。
スワローズが踏ん張るのか、大事な一戦でした。
蓋を開けてみれば、ヨーイドンの1回表、エラーで4点を貰ったスワローズの勝ち。
大事な局面でのミスは命取りになる典型的な試合でした。
お互いミスを出しあった試合でしたが、より致命的なミスがドラゴンズに出てしまいました。
スワローズ先発の赤川投手は、6回途中までノーヒットノーラン。
すごいストレートがあるわけでなく、コントロールもずば抜けて良いわけでもなかったんですが、度胸よく腕を振っていきました。
負け数の少なさと引き分けの多さを考えると、スワローズの優位はまた一段上ったのかもしれません。
この直接対決はもう一度4連戦で行われます。
そこまで、どんな距離感に両チームがいるのか。
ここからが大切なところです。
中日対東京ヤクルトはサヨナラゲーム。
サヨナラ打を放った谷繁選手は、ヒーローインタビューで
「皆さんより私が興奮しています」
ベテランが興奮するほどの試合展開。
ベテランだからこそ、興奮しながら冷静に立てた打席の結果かと思います。
明日、4連勝となるとセントラルのペナントレースは見通しが完全に利かなくなります。
そうなるのかどうなのか、大事な一戦を実況します。
昨日の続きのようですが…。
中日の次期監督に就任するのが高木守道氏。
トークショーで一度ご一緒したことがあります。
ドラゴンズを本当に愛する方です。
そのトークショーにはもう一人、彦野利勝さんもいらっしゃいましたが、彦野さんにとってはプロに入って駆け出しの頃の二軍監督が高木さん。
かなり怖かった思い出を披露してくださいました。
高木さんにドラゴンズの話しを振ると、その想いはとどまることを知りませんでした。
8年間Bクラスのない落合監督の後は、大変だというのは間違いないところです。
なにせ、ファンは勝つことに慣れていますから…。
それでも野球に対しては厳しい高木さんの下でこの8年間が繋がることを願っています。
落合監督に対して来シーズンの契約を結ばないことを中日球団が発表しました。
監督就任以来常に優勝争いをした監督。
メディア対応を含めて、ファンに対してメッセージを届けることがなかなかなく、メディアにとっては対応しにくい監督であったかもしれません。
でも、こと「勝つ」ということに対してはシビアで、そのための野球をしてきたことも事実かと思います。
川上憲伸投手がメジャーに移籍した直後の2009年の春季キャンプで20分ぐらいの時間をいただいてインタビューをしました。
その前年に、珍しく打撃を前面にしたチームを目指して優勝を逃しただけに、再び、投手を中心としたチームを目指すということを話していました。
その中での川上投手の穴を埋めるには?という質問にも、
「カバーできる」と言い切りました。
「誰が」ではなく、「戦力で」というものだったと思います。
印象的だったことは、「シーズン通して常に元気な選手はいない。だから、その時に元気な選手を使う」ということ。
実際その野球をその後はやりきっていると思います。
とはいえ、私ぐらいの年代より上の中日ファンからは、「あれはドラゴンズの野球とは違う」と思われていたのも確か。
なかなか観客動員が伸びなかったことからもわかる現象かもしれません。
それでも、落合監督が投げかけた一つ大きなテーマがあると思います。
「監督が目立つ必要はない」というようなことをよく言っていました。
「選手に聞いてやってくれ」という言葉も。
監督が気観客を呼ぶのではなく、選手のプレーがファンを惹きつけなくてはいけないのも確かです。
「この選手のプレーを見たいし、チームの勝利も」なのか、
「チームの勝利とこの選手のプレー」なのかは分かりませんが、もっと選手が主役になるグラウンドを見たいというのもうなずけます。
笑いのツボに入るとはこのことという場面に出くわしました。
CSプロ野球ニュースの放送中。
岩本勉さんとゲームを紹介していたんですが、
ランナー1塁で打球は一塁手の後ろにフラフラと上がりました。
明らかに内野安打という打球だったんですが、二塁手が一塁へ送球。ベースカバーも間に合っていなかったのでボールはバックアップのキャッチャーのところへ。
正直言って、無駄な送球でした。
そのシーンに反応してしまった岩本さんが吹き出してしまいました。
その笑いはなかなかおさまらず、スタジオ中に伝染していきました。
私はなんとか踏ん張っていったんですが、スタジオの空気には抗いきれませんでした。
最後には岩本さんも立て直したんですが、放送終了後にはかなり落ち込んでいました。
勿論二人して反省しました。
なんとか耐えきるようにしなければいけませんでした…。
1925年の今日東京六大学野球の初めての試合が行われました。
開幕試合は明治対立教だったそうです。
翌1926年に神宮球場が落成し、その後、舞台は神宮球場となりました。
神宮球場のバックネット裏の2階席は私の原点です。
このブログでも何度か書きましたが、
大学時代の4年間、とにかくネット裏の2階席に通いつめました。
そこで、カセットテープ(時代を感じます)を回しながら、実況の練習をし、それを録音。
その当時からお世話になっている山本勇・若林健治両師匠にそのテープを聴いてもらい、次の週の練習に向かう繰り返しでした。
そんな日々があったからこそ今があると思っています。
今でも時々、東京六大学野球を観に行きますが、あのころがあるからこそ、全ての学校の校歌(東大は応援歌「ただひとつ」、慶応は塾歌)を歌える自分がいます。
MLBアスレチックス対タイガースは、タイガース先発のバーランダー投手が24勝目をマークするかどうかに注目が集まる試合でした。
立ち上がりからコントロールが暴れる投球ながら、要所を押さえる投球は流石ですが、何かいつものバーランダー投手とは違っていました。
味方打線も地区優勝を決めた後だからなのか、アスレチックス先発のモスコソ投手の前になかなかヒットが出ませんでした。
我慢の投球で結局8回0点に抑えたバーランダー投手が24勝目を挙げたんですが、中継していた三井浩二さんと私はずっと、「???」という気持ちでした。
それでも、勝利を呼び込んでくるバーランダー投手は、やっぱり流石なんでしょうね。
シーズン24勝は2002年のランディ・ジョンソン投手(当時ダイヤモンドバックス)以来。
24勝というのはそれだけなかなか到達しない数字なんです。
西武ドームのライオンズ対イーグルス。
もうすぐ39歳になるベテラン西口投手がライオンズの先発でした。
立ち上がりから少し球が高く、毎回ランナーを背負う投球で2回に1失点。
しかし、イーグルス打線がスライダーを狙っていることと、球審が右打者のインコースをなかなかストライクと言ってくれないことを踏まえて中盤から投球スタイルをチェンジ。
ストレートと、フォークボールの縦の揺さぶりに切り替えました。
その変更が功を奏したのは、ストレートもフォークもしっかりと腕を振る必要がより増したこと。
そのせいか、フォームに躍動感が出て、9回に今日の最速の144km/hをマーク。
終盤に行くにしたがって若々しいフォームになりました。
05年以来の二桁勝利に王手をかける9勝目をマークし、200勝まであと25としました。
躍動感あふれる投球は打者を圧倒するというお手本のような投球は、苦しい時期を脱したチームに更なる勢いを与えそうです。
一方、最近の6試合で4度のサヨナラ負けを喫したイーグルス。
無心で勝ち星を掴んでいた8月から、3位というクライマックスシリーズ進出権を意識せざるを得なくなったこの時期の戦いは何か別物のよう。
まだまだ踏ん張りを見せてくれれば、パシフィックリーグは目の離せない状況が続くんですが…。
マリーンズの今日の先発はプロ初登板の阿部投手でした。
唐川投手と同期入団。
唐川投手の活躍を見ながら、「自分も」と思いながらファームで鍛えてきた投手です。
今年ファームの投手コーチを務めた西本コーチが現役時代に武器としていたシュートを覚えたことで、投球に幅が出た阿部投手は、初登板とは思えない落ち着きで5回までバファローズ打線を0点に抑えました。
2点リードの6回に疲れからか変化球が抜けるようになり、残念ながら初登板初勝利はなりませんでしたが、この悔しさがあったからこその活躍をこれから期待したい投球でした。
はじめの一歩を記し、それを見つめる今日誕生日のお父さんもスタンドにはいたそうです。
初めて全国ネットの放送を担当した時、私の両親もドキドキしながらテレビを見ていたそうです。
私の場合とは次元は違うとは思いますが、その晴れ姿を見せられた阿部投手が記したはじめの一歩。
その試合に立ち会えたことをうれしく思います。
9勝目を挙げたバファローズ西投手はヒーローインタビューで、
(初回の失点の後)小林コーチに怒られたので…
(コーチからは)気合を入れていけと言われました。
と応えました。
初回、先頭打者にフォアボール。
表に味方に3点取ってもらっていただけに嫌な立ち上がりでした。
しかし、「気合」を入れて投げ始めた2回以降はギアが変わった感じで、テンポもよく、打者に向かっていく姿勢が出てました。
マウンド上ではポーカーフェイスというよりはスマイル投法の西投手。
笑顔とは裏腹の気合のピッチングでした。
一方マリーンズは東京ドームでの日本ハム3連戦3連敗後に西村監督が、「気持ちが伝わらない」と言っていました。
今日の試合では、気迫を見せようという選手も見受けられたものの、やはりチーム状態なんでしょうか?
熱心に球場に来てくださるファンのためにも、テレビ観戦しているファンのためにも、気持ちを前面に出した(出していることがわかる)プレーを期待したいものです。
文化庁から「国語に関する世論調査」が発表されました。
ら抜き言葉はやはり年を追って増えていたり、日本語が変わっていく動きは止まりません。
というより、言葉は少しずつ変化していくものという認識を強める結果でした。
とはいえ、放送で使われる言葉は、「最後までアナウンサーは文法や用途として正しいものを使うべき」とアナウンサーになった時に言われました。
その視点で見ていくと、放送の中でアナウンサーが使う言葉がどんどん崩れていく傾向は止まりません。
これは残念なことです。
先輩が後輩を指導できなくなっているかもしれませんし、指導する時間もないままに若手のアナウンサーが仕事に追われているのかもしれません。
私も、今回の調査結果を見て間違った覚え方をしていた言葉を発見しました。
もっともっと勉強していかなければなりません。
というタイトルがつくのはベイスターズになってしまいます。
きのう、きょうと、ルーキーの荒波翔選手の動きが目を引きました。
昨日は、出塁してけん制に引っ掛かり、1・2塁間に挟まれながらもかなり粘りました。
きょうは、フェンスにぶつかりながらのフライキャッチ。
デビューから3試合連続でヒットも打っています。
東海大学時代からはつらつとしたプレーで目を引いていた荒波選手。
大学2年時の世界大学野球選手権では打率4割を超え、社会人時代も1年目には活躍。
チームに何か活力を与える存在になる素質を持っている気がします。
数日前に、最近ゲーム時間が短いと書き、NOZAKISEEDさんに、
「時給が高い?」と言われたんですが、
今日のCSプロ野球ニュース。
阪神対中日と広島対東京ヤクルトを担当。
阪神対中日が3時間53分、広島対東京ヤクルトが3時間40分。
他の担当者の試合が早々に終わっていく中で一人取り残されていきました。
放送開始の午後11時に向けて時間が亡くなっていく中で、試合の編集が上がるのも結構ぎりぎりになって緊張しました。
モニターを目の前に、どちらのゲームにも目を配りながら、スコアを2試合分つけていきます。
以前にも紹介したように(2010年6月27日CSプロ野球ニュース)原稿はありません。
スコアブックを読んでいく中で、データやコメントを入れていきます。
試合時間が長いと、それをまとめる時間が短くなるということです。
手に汗握る試合が長くなるのはよいことですが、少しでも短いほうが助かるかも…。
中秋の名月です。
まんまるい月が見えました。
幼いころに、薄を飾ったことを思い出しましたが、かなり幼いころにやった記憶しかなくて…。
小学校に上がってすぐくらいにはやらなくなっていたような…。
月見饅頭も、何年も口にしてません。
それでも、季節の節目を感じます。
三つ子の魂百までなのか、体に刷り込まれています。
きのう、18得点のホークスが、今日は0点。
「大量点の翌日は…」とよく言われますが、今日はもろにはまりました。
マリーンズ先発の渡辺俊介投手は、毎回のようにランナーを出すのに、投球のテンポはかなり早く、要所を打ち取っていました。
大量点を取った翌日は、バットが振れているのか、早いカウントから打っていくホークス打線。
これが渡辺投手のリズムを更にのせていった気がします。
こうなると、放送席もリズムがでやすくなります。
大量得点の試合も野球の楽しみですが、
リズムある野球もなかなか楽しいものです。
ただし、今日のホークスファンは残塁の多さにじりじりしたと思うので、息詰まる投手戦か、そこそこの得点のある試合でテンポがあるとよいのですが…。
今季の9イニングの平均試合時間は3時間6分ですが、先日のナゴヤドームの2時間12分、きょうの2時間24分。
最近試合時間が短い石原です。
プロで初めて実現した、田中将大投手対斎藤佑樹投手の投げ合い。
高校野球では、延長再試合を投げ合った二人の投げ合いには注目が集まっていました。
期待にたがわず、二人の投げ合いはわくわくさせるものがありました。
良いライバル関係は、お互いの良さを引き出す不思議な力があります。
よくいわれているのは、江夏さんと王さん。
私の中に残るのは、広島の大野投手と巨人の槇原投手の投げ合い。
この二人のが投げるときは、おたがい、「1点取られたら負け」という覚悟があったそうです。
譲れない意地があるからこそ、ライバルとの名勝負は繰り返されます。
この二人の名勝負がこれからもたくさん見られることを期待します。
中日対横浜戦を担当しました。
中日先発は吉見投手。
本人は「調子は良くなかった」と言ってましたが、最初の二周りは、打者18人中、12人に対して初球でワンストライクを取るピッチング。
常に投手有利というカウントで試合を進めていました。
まさに貫録のピッチング。
相手の小林太志投手もリズムよく投げていきましたが、いかんせん役者が違いました。
中継ぎ陣も休ませることができた中日。
エースの貫録の投球を見るというのは、試合が安心して進んでいきます。
試合時間は2時間12分。
今季私の最短試合でした。
ライオンズの秋山翔吾選手のプロ入り初ホームランに巡り合いました。
キャンプの時には、渡辺監督が「秋山を見ておいてよ」と一目置いていた選手。
開幕一軍もバッティングで結果が出ずにファーム行きも経験しました。
そんな秋山選手が放ったプロ初ホームランはややインサイドよりのボールを見事なスイングではじき返し、低い弾道でライトスタンドへ運びました。
ヒーローインタビューでは「ホームランの感覚は分からないので…」
そりぁープロで初のホームランですから、ホームランの感覚も初です。
この感覚を是非とも覚えておいてほしいもんです。
とはいえ、秋山選手は、強い低い打球を打つほうが持ち味。ホームランとは言わず、そんな打球を多く打って活躍してほしいものです。
清水エスパルスの真田雅則前GKコーチが亡くなりました。
突然の訃報に驚いています。
92年のJリーグ発足(プレ・イヤー)から10年余り、広島でサッカーを主に担当しながらアナウンサー人生を送っていた私は、94年のファーストステージ、サンフレッチェの優勝に立ち会いました。
そのファーストステージの日本平での清水戦には勝ったものの当時の正ゴールキーパーはシジマール選手。
そのシジマール選手も素晴らしかったのですが、真田さんがゴール前に立っている時代は、とにかくサンフレッチェは清水戦を苦手にしていました。
サンフレッチェも日本代表の前川和也さんや、河野和正さんといった実力派キーパーがいて堅守のチームでしたが、清水の真田さんのとの守り合いに分が悪く、盧潤延さん、ハシェックさん、高木琢也さんといった前線の選手がなかなかゴールを割れませんでした。
担当チームではなかったので直接取材してお話をすることはなかったものの、素晴らしい選手だなぁといつも思っていました。
真田さんは同じ1968年生まれ(真田さんは早生まれなので学年は上)。
あまりにも早い訃報にびっくりしています。
ご冥福をお祈りします。
ナショナルズ対ドジャースを担当しました。
8月は5勝を挙げた黒田博樹投手の登板試合でした。
その黒田投手がまさかの初回、3本のホームランを浴びる立ち上がり。
解説のデニーさんと、「こんな黒田投手を見るのは初めて」とびっくりしました。
初回は上げた左足での「ため」というか「間」が無く、いつもの黒田投手の「ゆったり」としたリズムがまったく感じられませんでした。
しかし、2回以降、徐々にではありますが、左足での間合いが戻ってきました。
その「間」がとれ始めたことで、軸足である右足に体重がしっかり乗ってから投げることができ始めました。
初回に3ホームランを打たれながら、試合に投げ続けながらフォームを修正する力にまたびっくりです。
試合後に黒田投手は「あれ以上打たれるのは怖かった」とコメントしていますが、
その恐怖心と闘いながらの修正能力は流石です。
シーズンの残りを考えると、あと数回の登板だと思いますが、次回に期待したい投球でした。
広島対中日を担当しました。
広島の2番打者は10指示ぶりにこのスポットに戻った木村昇吾選手。
1・3回に巡ってきた打席では、送りバントという役割以上のことをやってのけました。
ランナー1塁で、この2打席はいずれもバント。
彼は、自らの持ち味である俊足を生かすために、まずはセフティ気味にバントをしかけることにしています。
(持ち1度目が失敗したら、確実なバントに切り替えます)
今日も1度目のバントが成功。どちらも自らもアウトになることなく、内野安打を稼ぎました。
自らの持ち味を知り、それをいかに生かすかに思案を巡らせてその結論通りの結果を導く。
やってのけた木村選手をすごいと思います。
自分に置き換えた時に、持ち味は何か、それを生かす最高の結果は?
改めて自らを見つめないといけないと思います。
ロッテ対楽天戦を担当しました。
ロッテが3年目の上野投手、楽天がルーキーの塩見投手の若い先発投手の投げ合いでした。
先制点はロッテ。
2回裏に清田選手のホームラン。
清田選手の直近のホームランは8月14日。同じ塩見投手から。
ロッテは8月18日以来のチームホームラン。
しかし、上野投手は4回にガルシア選手に逆転3点ホームランを許しました。
5回にも1点追加してもらい、2点のリードをもらった塩見投手ですが、5回裏に自らのワイルドピッチがあって4対3の1点差にしてしまいました。
若い両投手がともにマウンドにいたのはこの5回まででした。
両投手の差はこの点数を取られた後にありました。
塩見投手はホームランの後、次の打者を三振に取り、ワイルドピッチの後の1球は今江選手のインコースをついてストライクを取りました。
一方の上野投手はホームランを打たれた後の打者にインコースを投げ切れませんでしたし、5回に追加点を許した後、次の打者には初球を捕らえられてセンター前に運ばれました。
失点の後の一手をどう打つのか、若い投手同士の投げ合いだけに今後の成長への期待も含めて明暗と感じます。
失敗の後に、キチンと気持ちを切り替えて次の一手を打てるかどうか。
実生活でも大切なことにも気づかせてくれる一戦でした。
インディアンス対アスレチックスを担当しましたが、
なんと延長16回、試合時間は5時間2分…。
過去最高は、2008年6月14日の全日本大学野球選手権の準決勝、延長15回5時間7分でしたが、それを更新しました。
流石に疲れました…。