切羽詰まった時の力は大きい。
2010年09月24日20勝投手ヤンキースのC.C.サバシア投手と勝利数・防御率・勝率の3部門でベスト3に名を連ねるレイズのデイビッド・プライス投手の投げ合いを担当しました。
前回の二人の投げ合いは緊迫した投手戦。
今日の試合は、アメリカンリーグの東地区首位攻防4連戦の4戦目。今季最後の直接対決ということも含めて、前回同様の投手戦を期待しました。
しかし…、両投手がリズムに乗れず、そうでありながら、ランナーを出しても失点だけは防いでいくという流れとしてはあやふやな状態でした。
ともにサイ・ヤング賞を狙おうかという投手、今季安定感のある二人ですが、今日に限ってはそうではありませんでした。
勝率10割の投手はいないわけですから、長いシーズンの中で、今日のようなゲームもあるでしょう。しかし、「シーズン終盤の大事な試合だからこそ!」という思いがあるのも事実です。
特にC.C.サバシア投手のキャリアを考えると、今日の投球は「どうしたんだろう???」でした。
人生であり、普段の生活の中でもそうですが、「ここぞ」という時に普段通りの力を出せるかどうかは大きな違いです。
実況を担当しながら、「これだけの実力のある両投手ですらこの大事な試合でこうなるのか…。」
と思いながら、「危なくなっても、粘れる力を持ちたい」とも思っていました。
今日の両投手の序盤の粘りのように…。