65回目の夏
2010年08月06日被爆65年を迎えた広島。
広島はわずか14年間だが、アナウンサーとして過ごした土地。
取材先でお会いする人が被爆者だったり、スタッフには被爆2世がいたりと、
よそ者ながら原爆というものと向き合うたびに「平和」を考えた。
退職する前の9年間8月6日の朝は午前3時出勤だった。
まだ夜も明けきらないうちから慰霊に訪れる人を取材し、めざましテレビの中での中継を担当した。
その中継の締めコメントはずっと変えなかった。
「今日8月6日だけでなく、365日「平和」について考え続け、発信し続けることが大切ではないでしょうか」
今日の各局のニュースを見ていると、「今日一日広島は平和への祈りに包まれます」というニュアンスの言葉でニュースを締めくくっていることが多かった。
言葉の揚げ足を取るわけではないが、「今日一日」ではなく、「常に平和を祈るきっかけが今日」であってほしいと思います。