広島の魂快投の日
2010年08月31日ドジャース対フィリーズは黒田投手のメジャー初二桁勝利をかけた登板。相手はサイヤング投手のロイ・ハラデイ。
この上ない二桁挑戦のハードルです。
かつてカープ投手陣の屋台骨を一人で支え切った右腕は今季味方の援護になかなか恵まれない中、ようやく二桁勝利に王手をかけての一戦でした。
はたして結果は、
8回途中までノーヒットノーランの快投でした。
見事二桁勝利をリーチ一発で達成。
今季一番の投球といっても過言ではありませんでした。
その同じ日。彼がプロ野球投手としてそのスタートを切った旧広島市民球場が条例上、最後の日を迎えました。
多くの広島市民の、多くの野球好きの思いを受け止め続けた球場が、多くの市民が納得しない中、一人の為政者の「邪魔だ」の一言の前に明日からは解体の条例の前にさらされることになります。
広島地裁に仮処分申請は出されていますが、そんなことはどこ吹く風の行政。
広島県高校野球連盟からも、現在の広島市民球場(マツダスタジアム)が予選でなかなか使えない現状をかんがみた存続要請に対してもかれこれ8カ月何の回答もないままにすべての心を無視して解体されようとしています。
黒田投手の快投に引っかけるようなこのブログは卑怯なのかもしれません。(なにせ、黒田投手に旧広島市民球場に対する思いを直接来ていないのですから)
でも、あの球場を駆け巡った選手の一挙手一投足に元気をもらった人は無限だと思います。
そのスタートは、復興という希望だったでしょう。
今日の黒田投手の快投が、旧広島市民球場への惜別なのか、それとも、存続を願い、その運動を続ける心へのエールなのか、勝手ながら、後者だと信じたいのです。